blog: 甘い手であそぶ人魚
お正月、いちご
- 2012-01-03 (火)
- 砂のノート
うちのおせち料理はちょっと変わっていると思う。
おせちの体裁をとってはいるものの、よく見ると全然関係ないものがまぎれこんでいる。 いちごとか茹でたブロッコリーとか。ブロッコリーにはレモンを搾って食べる。
2012
- 2012-01-02 (月)
- 波のあわ

いつにもましてお正月気分がぜんぜんしません。
それでも日付は変わります。
お慶び申し上げるほどの気持ちでいなくても、どんな仕様もないことが起こっても、日付だけは律義ですね。
わたしが死んでも日付だけはいつまでも増え続けるのだから、 こんな義理堅いものありません。
わたしといえばMacBookのメモリを増設しているうちに2012がそこにいました。
10年前にはこれを自分で出来るなどと夢にも思いつかず、こんなことがすいすいできるなんて男の子ってすごいなあと思っていました。今思うと笑ってしまいますね。
あのときは、512MBを1GBにしたんでしたっけ。
それにしてもメモリは安くなりました。
タイムマシンで買いにきている2010年ごろの人が、もしかしたら紛れているかもしれません。
目覚めたMacは以前に比べてずいぶんとすっきりした面持ちでしたので、あ、よかったね、と思いました。
わたしも、やりたいな、それ。
やれればよかったのにね。
メモリも取り換えられないで大きな顔をしている人間のわたし。
壊れたらそれまでの野蛮な存在。
「だれだってできるよ、静電気だけ、気をつけるくらい。ああ、あと、ネジ。なくさないことと」
そう言ってくれたあの子がもしもわたしにもっといばっていたら、きみにはできないだろうね、と言っていたら、わたしは今もひとりでMacBookの裏のフタを開けられなかったでしょうか。
そんな人生でも、おなじくらいのそれなりに、しあわせではあったでしょうけど。
タイムマシンがいつも、もしあれば、未来を夢見る小道具として語られているといい。
誰もがみんな同じように、そのこと以前に戻りたいと願うような日が、来ませんように。
そんなおそろしいことが、起こりませんように。
わたしが死んでも、起こりませんように。
じっさいにはほんとうにタイムマシンが使えたら過去のじぶんに全財産をアップルの株につぎ込めって言いにでかけますけどね。
スポーツニッポン1230
- 2011-12-31 (土)
- 浜辺の伝言
昨日12月30日のスポニチに書いた文が、出来はともかくわりと自分で好きな感じだったので、
たまにはtwitterで宣伝してもいいかなと思っていたのですが
きれいさっぱり忘れておりました。
ああ。
なので、年の瀬のどさくさに紛れてここに置いておきます。
バスルーム
- 2011-12-30 (金)
- 人魚のすみか
クリスマスにお客さんから、バスオイルのギフトをもらった。
特別なイベントごとでなくても、プレゼントに入浴剤をもらうことが多い。
女の子への贈り物、という感じがするし、使ってなくなるものをと思ってくれるのだろう。でも普段あまりお風呂まわりにこだわりのなさそうな(タワーマンションに最新の家電と住んでいて、お風呂ものはコンビニで買える商品ばかり)人が、どこでもは売っていないとても凝ったセレクトのものをくれて、不思議に思ってそっときいてみたことがある。
そうしたら「シーナちゃんお風呂が好きそうだから、デパートで店員さんに入浴剤の高くていいやつくださいってきいたらこれが出てきた。」という返事がかえってきた。 風呂場で長いこと遊ぶから、お風呂好きのイメージなんだよね、と。
そうでございましたか。そのときはとてもうれしかった。
空から甘い実が落ちてくる
- 2011-10-09 (日)
- 砂のノート
朝まで働いてくたくたになり、ベッドの中で最近好きなアプリ(みつばちになり花から花へハチミツを集め飛ぶという、運動神経をまったく問われない点がわたしに向いているグラフィックの美しいゲーム)をちょっと遊んで、眠った。
お昼ちょっと過ぎに目を覚まして、サイドテーブルのiPhoneを引き寄せてtwitterをぼんやりと見ていたら、そこに「ありがとう」という文字があった。いくつもいくつも、次々に。それで、ああ、その時がもう来たんだ、そういうことなんだ、と知ったので、公式サイトを開く前にじゅうぶん心の準備ができた。
わたしが初めてAppleの製品を見たのは近所に住んでいたお兄ちゃんの家でだと思う。パソコンというものは物々しくてかわいくないけどリンゴのマークはかわいい、と思った。高校生でG4を使うようになり、Mac OSは自分の性に合っているのかもと感じた。それからはずっとMacやiPod、iPhoneと一緒にいる。
だから、いろいろ素敵なものをありがとう、という気持ちももちろんあるし、あの気性の激しさとあどけなさや繊細さが同居したセクシーをとても魅力的だと感じてもいたんだけど。
わたしはスティーブ・ジョブズという人に、それとまたちょっと違う形の思い入れも、まったく勝手に持っていた。
似たような病気を持っている、という理由で。


