人魚のすみか Archive
セックスワークにまつわることわるいひと、こわいひと、よわいひと、普通の人
この投稿はtwitterにpostしたものをそのままコピーしたものです。
(プレイ中の盗撮について、被害にあった人が互いに経験を話したり情報交換をすることで対策の手がかりにしたいけれど、twitterなどでそれをすると悪意のある人の目に触れた場合に新たな手口の参考となってしまうことが怖いね、という話題から)
具体的な対策の話したいよねってさっきも書いたけど、こういうとこだと悪い人がそれ見ちゃうかもしれないのがいやだよね。やり方教えちゃうみたいなのがさ。昨日、ほんとうはもっともう少し、話したいことがあった。あったけど、書けなかった。どうしても、ヒントになってしまう、と思って。書けなかった。それは「盗撮を目論んでいる悪い人間がこれを読んでいるかも」という考えから、だけではないんだ。
わたしが意識してしまうのは、「客になりすまして近づく悪い考えを持った者」「客の中にいるモラルの欠如した者」のことももちろんそうなんだけど、それだけじゃなくて、ごく普通の善良なお客さんとか風俗を利用しない人の中にもそっと潜んでいる「出来心」のことなの。誰にでもきっとそういうことはあって、その瞬間に「自分にも可能な具体的方法」を知っていたら、知らないよりずっとずっと簡単に落っこちてしまうと思う。それはそいつの心の弱さだ!みたいに思う人もいるかもしれない、でもわたしは自分にもそれが存在するってはっきり感じるし、心は弱いのが普通だ。
梅ちゃんが怒った夜のこと
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togetter
わたしが以前に盗撮された時のことを書きます。整理しながらなのでちょっとずつになるけど。
盗撮された経験は何度かあるんですが(なんということだよ!)、いちばん思い出深い(というのはおかしいですが)回のことを。初めて客に面と向かって「あなた盗撮してますよね?」と問い詰めた時のこと。コンデジでした。家具の隙間のようなところにうまく置かれてて、でも途中で気づいた。
(コンデジ=コンパクトデジタルカメラ。デジカメだけどあのレンズの大きな立派なやつじゃなく片手で持って撮れるような、あれです)(昔あゆがCMしてたようなのね)
やっぱり一瞬迷ったよ。客に指摘するか、それとも見なかったことにするか。でも、あまりにもそれまで過ぎた時間は長くて、わたしはもういろんなサービスをしてて、顔だってしっかり映った確信があった。言ってどんな反応が返ってくるかを考えると怖かったけど、あのう、これ何ですか?と言った。
客はしらばっくれた。何でもないよ置いてるだけだよ、と。わたしはひるんだ。でも引き下がっちゃいけないと思った。さっき出した勇気を無駄にドブに捨てられない。置いてるだけなわけないじゃないですか。客は開き直った。俺を疑ってるの?これはダメだ。わたしは全裸で立ち上がり携帯に手を伸ばした。
電話に出たスタッフの「はい、シーナさん。ご延長でしょうか?」に、違います、と言う。「はいかいいえでお答えください。助けが必要ですか?」「……はい」「了解すぐ行きます」これはキャストに「お客さんが○○しようとした」などと状況を説明させて客を刺激・逆上させないための配慮だと思う。
新規の客だったので、車がすぐそこにつけていた。それでもドライバーさんが部屋に来てくれるまでの数分間が、この上なく長く長く長く感じた。客は舌打ちをし、テーブルを爪で叩き、そしてわたしの顔を見て「金で買われた女なんだから黙って股開いてりゃそれでいいんだよこのガキ!」と唾を飛ばした。
HPVワクチンの話(3)接種しました
- 2012-02-12 (日)
- 泳ぐひとへ
→(2)のつづき
ようやくここまで来ました。実践編です。
予約時間の少し前にクリニックに到着。問診表と体温計、そして「HPVワクチン(ガーダシル®)を接種される方へ」という文書を渡されます。よく読みましょう(でもたぶん自分で打とうと思っていろいろ調べてきた人にとっては知っていることばかりだと思うので、復習みたいな感じです)。
同じものがアップロードされているのを滋賀県庁のサイト内で見つけました。
(ガーダシル®を接種される方へ / pdf:152KB)
体温を測って、問診表に記入。受付の方に渡します。
問診表内に記入する必要のある個人情報は、
- 住所と電話番号
- 氏名(受ける人が未成年の場合、保護者の氏名も)
- 生年月日と年齢
- 最近病気しましたか?お薬のアレルギーがありますか?など各種予防接種でおなじみの質問
です。「性体験がありますか? (いいえ/はい)」みたいなマルをつけねばならなさそうなイメージがあるかもしれませんがそんなことは聞かれません。婦人科だとたまに初経年齢とかきかれるけど、それもないです。
HPVワクチンの話(2)
- 2012-02-12 (日)
- 泳ぐひとへ
→(1)のつづき
わたしがHPVワクチンの接種は自分に関係ないとみなしていたのは、ひとえに「まだセックスをしていない10代前半の人のためのもの」というイメージのためだった。セックスしてないどころか性的サービス業に従事している自分には関係ない、どうせ感染しているのだから無意味だと考えていた。
本当にまるっきり無意味なんだろうか。その思いが芽生えてしばらくいろいろ探したのち、この論文に行き当たった。
「産科と婦人科」2010年9月号
抜粋したものをここで見ることができる。
産科医療のこれから
ワクチンに対する考え方は本当にその人ひとりひとりで異なるものだし、特にHPVについては「これが正解、これが世界標準」というようなものがまだあるわけじゃない。しかし「処女なら打ちなさい、そうでないならあきらめなさい(極端な言い方をすると)」なんて単純なイメージは全くの誤りだと知った。
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