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	<title>blog: 甘い手であそぶ人魚</title>
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	<description>・・・sentimentally orgasm</description>
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		<title>お正月、いちご</title>
		<link>http://sentimentally.org/blog/archives/909</link>
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		<pubDate>Mon, 02 Jan 2012 15:21:00 +0000</pubDate>
		<dc:creator>koyulic7</dc:creator>
				<category><![CDATA[砂のノート]]></category>

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		<description><![CDATA[うちのおせち料理はちょっと変わっていると思う。おせちの体裁をとってはいるものの、よく見ると全然関係ないものがまぎれこんでいる。 いちごとか茹でたブロッコリーとか。ブロッコリーにはレモンを搾って食べる。 幼かったころの一時 [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[				
				<p><a href="http://sentimentally.org/blog/wp-content/uploads/2012/01/0101a.jpg"><img src="http://sentimentally.org/blog/wp-content/uploads/2012/01/0101a-150x150.jpg" alt="かまぼこだてまきぶろっこりいちご" title="かまぼこだてまきぶろっこりいちご" width="150" height="150" class="alignnone size-thumbnail wp-image-924" /></a></p>
				<p>うちのおせち料理はちょっと変わっていると思う。<br />おせちの体裁をとってはいるものの、よく見ると全然関係ないものがまぎれこんでいる。 いちごとか茹でたブロッコリーとか。ブロッコリーにはレモンを搾って食べる。</p>
				<p><span id="more-909"></span>幼かったころの一時期、わたしは父方の祖父母と住んでいたことがある。その家に父は帰らないのにだ。だけど彼らの存在のおかげで、わたしにとって父親という「どこかにいるけどここにはいない」人物が少しはリアリティのあるものになったようにも思う。<br />祖父母が父についてどういう見解だったのかはよくわからないけれど、おそらくわたしの母に対してはたくさんの感謝と負い目と、少しの憎しみを持っていたのだろうと今はぼんやり考える。祖父は耄碌こそしていなかったが、日常生活に簡単な介助が必要だった。 母はわたしを育てながら祖父の面倒をみて、空き時間（なんてものはなかったはずだが）には働きにも出ていた。結婚前の、盛大におおげさな言い方をすれば”美貌のキャリアウーマン”的な存在だった母を知る人はそのことを聞くとみな一様に驚き、そして離婚を勧めたという。しかし彼女は「ユリが一人前になるまでは」と——あるいは何か思うところがあったのかもしれないが——そうしなかった。少なくともその時点では。<br />それは祖父母にとってこのうえなくありがたいことであったろうし、同時に、母がありがたい嫁であればあるほど、自分たちの息子はろくでなしになってしまう、ということでもあっただろう。 わたしという孫に対しても、かわいいには違いないけれどもそれだけでは済まない、なにか複雑なものがあったと思う。子ども心にそのことはよく伝わってきたのだ。</p>
				<p>父方はそれなりの家だったようで、盆と正月にはそこそこの人数が集まった。祖父からお言葉があり、年少のものから順にお屠蘇をいただく。色とりどりの豪華なおせち料理は、長男の嫁（長男の人はそこにいないのだけれど）である母がひとりで支度していた。簡略化はゆるされないことだったし、子どもだからといって別メニューにしたりお屠蘇を飲まないことも祖父は認めなかった。<br />普段からひどく威圧的なわけではなく、ただしきたりを重んじたかったのだと思う。家長として厳格に振る舞うことで、息子の不在を埋めようと、その不自然さを和らげようとしていたのかもしれない。<br />当時のわたしには面倒な食事制限があり、食べてはいけないものがいくつもあった。数の子も鰤も海老も、七宝寄せも。しかし、祖父にとってアレルギーなどというものは「気力の問題」であり「鍛えれば治る」ものだった。母はこっそり「おじいちゃまが酔っぱらうまで待ちなさい、そうしたら食べなくてもわからないから」と耳打ちしたが、彼女がお酒と料理を追加するために他の「嫁」たちと台所へ立ったその間に、「食べないと大人になれない」と言われたわたしは素直にそれらを口に運んだ。食べたらどうなるか、ということまで考えなかったのだ。具体的に理解していればそうはしなかった。</p>
				<p>ほどなくわたしは脂汗を流して苦しみ、お医者を呼ぶ羽目になった。普段お世話になっている小児科の先生とは違う人に診察されるのがこわかったことを覚えている。</p>
				<p>翌年から、わたしの前には「おせちの体をとりつつも、よく見ると全然関係ないもの」が並ぶようになった。面目のつぶれた祖父は何も言わなかったが、「ユリの身体が弱いことと男に生まれてこなかったことは、嫁に原因があるはずだ」という趣旨のことを酔うと殊更に繰り返していた。</p>
				<p>その時は悲しくもくやしくもなかった。よくわからなかったから。<br />意味をきちんと理解するのは、もう少し後になってからのことだ。 <br />ただ、わたしのおせちにはいちごがあるから、いいもん、と思っていた。ぼんやりとした「なかまはずれ」の匂いだけは感じ取っていたわたしに、「みんなとおなじ数の子はないけど、みんなにはないいちごがあるもん」という気持ちが小さな誇りだった。</p>
				<p>そして月日が経ってその家を出て大人になった今も、わたしのおせちはいちごだ。<br />2012年、わたしはどうにか元気です。</p>
				<p><a href="http://sentimentally.org/blog/wp-content/uploads/2012/01/0101c.jpg"></a><a href="http://sentimentally.org/blog/wp-content/uploads/2012/01/0101b.jpg"><img src="http://sentimentally.org/blog/wp-content/uploads/2012/01/0101b-150x150.jpg" alt="おにしめ" title="おにしめ" width="150" height="150" /></a><img src="http://sentimentally.org/blog/wp-content/uploads/2012/01/0101c-150x150.jpg" alt="またブロッコリー" title="またブロッコリー" width="150" height="150" class="alignnone size-thumbnail wp-image-927" /><a href="http://sentimentally.org/blog/wp-content/uploads/2012/01/0101d.jpg"><img src="http://sentimentally.org/blog/wp-content/uploads/2012/01/0101d-150x150.jpg" alt="あまいみなさん" title="あまいみなさん" width="150" height="150" class="alignnone size-thumbnail wp-image-928" /></a></p>
				<p><span style="font-size: x-small;">上：ほんとうはかまぼこをしましまに並べるんだった。忘れた</span><br /><span style="font-size: x-small;">下左：お煮しめはすてきなたべもの。クッキー型で梅にんじんしようと思ってた。忘れた</span><br /><span style="font-size: x-small;">下中：年末にいただいたハム。ブロッコリーはどこにでも置く。あとそのトマトだけはちょっと奮発した</span><br /><span style="font-size: x-small;">下右：ここだけ正統派重箱に近いゾーン。くろまめだいすき</span></p>
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		<title>2012</title>
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		<pubDate>Mon, 02 Jan 2012 13:20:26 +0000</pubDate>
		<dc:creator>koyulic7</dc:creator>
				<category><![CDATA[波のあわ]]></category>

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		<description><![CDATA[いつにもましてお正月気分がぜんぜんしません。それでも日付は変わります。お慶び申し上げるほどの気持ちでいなくても、どんな仕様もないことが起こっても、日付だけは律義ですね。わたしが死んでも日付だけはいつまでも増え続けるのだか [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[				
				<p><img src="http://sentimentally.org/blog/wp-content/uploads/2012/01/0102_effected-150x150.jpg" title="2→4→8" width="150" height="150" class="alignnone size-thumbnail wp-image-937" style="border: 0px initial initial;" /></p>
				<p>いつにもましてお正月気分がぜんぜんしません。<br />それでも日付は変わります。<br />お慶び申し上げるほどの気持ちでいなくても、どんな仕様もないことが起こっても、日付だけは律義ですね。<br />わたしが死んでも日付だけはいつまでも増え続けるのだから、 こんな義理堅いものありません。</p>
				<p>わたしといえばMacBookのメモリを増設しているうちに2012がそこにいました。<br />10年前にはこれを自分で出来るなどと夢にも思いつかず、こんなことがすいすいできるなんて男の子ってすごいなあと思っていました。今思うと笑ってしまいますね。<br />あのときは、512MBを1GBにしたんでしたっけ。<br />それにしてもメモリは安くなりました。<br />タイムマシンで買いにきている2010年ごろの人が、もしかしたら紛れているかもしれません。</p>
				<p>目覚めたMacは以前に比べてずいぶんとすっきりした面持ちでしたので、あ、よかったね、と思いました。<br />わたしも、やりたいな、それ。<br />やれればよかったのにね。</p>
				<p>メモリも取り換えられないで大きな顔をしている人間のわたし。<br />壊れたらそれまでの野蛮な存在。</p>
				<p>「だれだってできるよ、静電気だけ、気をつけるくらい。ああ、あと、ネジ。なくさないことと」<br />そう言ってくれたあの子がもしもわたしにもっといばっていたら、きみにはできないだろうね、と言っていたら、わたしは今もひとりでMacBookの裏のフタを開けられなかったでしょうか。</p>
				<p>そんな人生でも、おなじくらいのそれなりに、しあわせではあったでしょうけど。</p>
				<p>タイムマシンがいつも、もしあれば、未来を夢見る小道具として語られているといい。<br />誰もがみんな同じように、そのこと以前に戻りたいと願うような日が、来ませんように。<br />そんなおそろしいことが、起こりませんように。</p>
				<p>わたしが死んでも、起こりませんように。</p>
				<p>&nbsp;</p>
				<p><span style="font-size: xx-small;">じっさいにはほんとうにタイムマシンが使えたら過去のじぶんに全財産をアップルの株につぎ込めって言いにでかけますけどね。</span></p>
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		<title>スポーツニッポン1230</title>
		<link>http://sentimentally.org/blog/archives/916</link>
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		<pubDate>Sat, 31 Dec 2011 14:42:49 +0000</pubDate>
		<dc:creator>koyulic7</dc:creator>
				<category><![CDATA[浜辺の伝言]]></category>

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		<description><![CDATA[昨日12月30日のスポニチに書いた文が、出来はともかくわりと自分で好きな感じだったので、たまにはtwitterで宣伝してもいいかなと思っていたのですがきれいさっぱり忘れておりました。ああ。 なので、年の瀬のどさくさに紛れ [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[				
				<p>昨日12月30日のスポニチに書いた文が、出来はともかくわりと自分で好きな感じだったので、<br />たまにはtwitterで宣伝してもいいかなと思っていたのですが<br /><br />きれいさっぱり忘れておりました。<br />ああ。</p>
				<p>なので、年の瀬のどさくさに紛れてここに置いておきます。</p>
				<p><span id="more-916"></span></p>
				<p><a href="http://sentimentally.org/blog/wp-content/uploads/2012/01/1230s.jpg"><img src="http://sentimentally.org/blog/wp-content/uploads/2012/01/1230s-150x150.jpg" alt="さっきのダーリン1230" title="さっきのダーリン" width="150" height="150" class="alignnone size-thumbnail wp-image-917" /></a></p>
				<p>&nbsp;</p>
]]></content:encoded>
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		<title>バスルーム</title>
		<link>http://sentimentally.org/blog/archives/901</link>
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		<pubDate>Fri, 30 Dec 2011 14:33:10 +0000</pubDate>
		<dc:creator>koyulic7</dc:creator>
				<category><![CDATA[人魚のすみか]]></category>

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		<description><![CDATA[クリスマスにお客さんから、バスオイルのギフトをもらった。特別なイベントごとでなくても、プレゼントに入浴剤をもらうことが多い。女の子への贈り物、という感じがするし、使ってなくなるものをと思ってくれるのだろう。でも普段あまり [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[				
				<p>クリスマスにお客さんから、バスオイルのギフトをもらった。<br />特別なイベントごとでなくても、プレゼントに入浴剤をもらうことが多い。<br /><br />女の子への贈り物、という感じがするし、使ってなくなるものをと思ってくれるのだろう。でも普段あまりお風呂まわりにこだわりのなさそうな（タワーマンションに最新の家電と住んでいて、お風呂ものはコンビニで買える商品ばかり）人が、どこでもは売っていないとても凝ったセレクトのものをくれて、不思議に思ってそっときいてみたことがある。</p>
				<p>そうしたら「シーナちゃんお風呂が好きそうだから、デパートで店員さんに入浴剤の高くていいやつくださいってきいたらこれが出てきた。」という返事がかえってきた。 風呂場で長いこと遊ぶから、お風呂好きのイメージなんだよね、と。<br />そうでございましたか。そのときはとてもうれしかった。</p>
				<p><span id="more-901"></span><br />彼らはお風呂場にいると、素直なように思う。ベッドの上よりも。 <br />泡だらけになって洗い合ったり水鉄砲を飛ばしたり、という時間だけでなく、お湯の中で絡まり合って身体を触ったり舐めたりしている時でも、ベッドでのそれに比べると獰猛さや図々しさが弱まっているように感じるのだ。単純な楽しさ、うれしさ、男の人が持つどこに向けられたものでもない甘い恥じらい。そういうものがシンプルに伝わってくる瞬間に、バスルームで出会うことがけっこうある。それはとても素敵なので、疲れるけれどやめられない。</p>
				<p>水に触れたり血行がよくなったりしてリラックスするせいなのかもしれない、となんとなく自分では考えていたのだけど。<br />「上になっていないから」というのも、あるんじゃないかしら……そんなことに、最近ふと思いあたった。</p>
				<p>ベッドの上では、どうしても上と下ができてしまう。寄り添って愛撫することもできるけれど、それはあまりポピュラーではない。たいていの場合彼らは、上から覆いかぶさる形をとる。 <br />どちらがリードするわけでもなく上になったり下になったりするセックスがわたしは好きだけれど、仕事だとなかなかそうはいかない日もある。仕事であるうえ相手はよく知らない人なのだ、上下を交代することさえも上になっている人が主導権を握ることになる。それが男性で、まして「お客様の人」なんだもの。どうしても、あちらがこちらをひたすら単調に「攻略」するようなプレイになる場合は多い（わたしの年齢やキャラクターや極端に小さい体つきも少し関係しているだろうか）。そういうときの彼らは年代や性格が違ってもなぜか似通っていて平凡で、あとから思い出せない。</p>
				<p>思い出すと、本番強要をはじめとする様々な「困った要求」は、たいてい上から降ってくる。 そしてこちらが受諾せずにいると彼らは迫ってくる、言葉や腕力や体重や、それをいつでももっと行使できるぞという揺るぎない威圧感をもって。それはあからさまに「気が大きくなっている」姿だ。</p>
				<p><br />お風呂に入っていると、上下の体勢をとることはない。わたしが客の脚の間に入って向かい合っているか、同じ方向を見て重なるようになり後ろから抱えてもらう形になるか（これのせいでペディキュアをさぼれない）、もしくは向き合った彼の伸ばした脚の上にのっかってキスしたり、少し浮いてもらってフェラしたり。相手には基本的に安定した姿勢でいてもらって、その上でわたしがくるくると動く。<br />そう、あの空間では身体の小さい方がささやかな主導権を持つことができる。 それはなにげなく見えるけれど、彼らを「セックスにおける男らしさ」から、なにかひとつ解放する手助けとなることがあるのかもしれない。</p>
				<p>自分のアシストがあったかどうかなんかに関わらず、とらわれていない人と過ごすことがわたしは好きだ。男らしさとか女らしさとか、公序良俗だとか金で買った関係だとか、とらえようとするさまざまな動きにさらされたこの場所で、それらに取り合わずただわたしの手を取って飛んでくれる人が好きだ。いつでもそうしようと誘っているわたしに気づいてくれる人がとても好きで、ありがたくうれしく、かけがえなく思う。</p>
				<p><br />「高くていい入浴剤」は、もったいないというその人を説得して彼の家で使った。指の皮がふやけるまで遊んだ。</p>
]]></content:encoded>
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		<item>
		<title>空から甘い実が落ちてくる</title>
		<link>http://sentimentally.org/blog/archives/873</link>
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		<pubDate>Sat, 08 Oct 2011 18:13:46 +0000</pubDate>
		<dc:creator>koyulic7</dc:creator>
				<category><![CDATA[砂のノート]]></category>

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		<description><![CDATA[朝まで働いてくたくたになり、ベッドの中で最近好きなアプリ（みつばちになり花から花へハチミツを集め飛ぶという、運動神経をまったく問われない点がわたしに向いているグラフィックの美しいゲーム）をちょっと遊んで、眠った。 お昼ち [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[				
				<p>朝まで働いてくたくたになり、ベッドの中で最近好きなアプリ（みつばちになり花から花へハチミツを集め飛ぶという、運動神経をまったく問われない点がわたしに向いているグラフィックの美しいゲーム）をちょっと遊んで、眠った。</p>
				<p>お昼ちょっと過ぎに目を覚まして、サイドテーブルのiPhoneを引き寄せてtwitterをぼんやりと見ていたら、そこに「ありがとう」という文字があった。いくつもいくつも、次々に。それで、ああ、その時がもう来たんだ、そういうことなんだ、と知ったので、公式サイトを開く前にじゅうぶん心の準備ができた。</p>
				<p>わたしが初めてAppleの製品を見たのは近所に住んでいたお兄ちゃんの家でだと思う。パソコンというものは物々しくてかわいくないけどリンゴのマークはかわいい、と思った。高校生でG4を使うようになり、Mac OSは自分の性に合っているのかもと感じた。それからはずっとMacやiPod、iPhoneと一緒にいる。</p>
				<p>だから、いろいろ素敵なものをありがとう、という気持ちももちろんあるし、あの気性の激しさとあどけなさや繊細さが同居したセクシーをとても魅力的だと感じてもいたんだけど。<br /> わたしはスティーブ・ジョブズという人に、それとまたちょっと違う形の思い入れも、まったく勝手に持っていた。</p>
				<p>似たような病気を持っている、という理由で。</p>
				<p><span id="more-873"></span><br /> 病名はぜんぜん違うし、わたしの持っているものはずっとずっと大したことはない格段に気楽なものだ。痛みや苦労は比べものになりはしない。幸いここ数年は安定しているし、昨日も今日も自由にヘラヘラと生きている。ただ、治療していく中でとる方法や、生活に強いられる不自由の種類に、おそらくよく似た性質のものがあるのではないかなと思う、ということ。それに思い至って以来、なんとなく彼に対して「アップルのすごい人」以上の気持ちを持ち始めた。</p>
				<p>子ども時代に別の病気を患ったとき、医師に「エリザベス・テイラーという外国の女優さんも、同じ病気になったことがあるらしいよ、だからあなたもきっと美人さんになるからがんばれ」と力技で励まされたことがあった。言葉にするのは難しいけれど心の重荷がいくらかおりたことを覚えている。そうか、わたしもがんばって大切に治してゆこう、ではないけれど、そんなような不思議な気持ち。<br /> 名前しか知らなかった大女優よりももっと身近にそう思わせたのが、愛用するAppleの恰好良いCEOだった。</p>
				<p>調子が良くなくて気分がささくれているときや、病院のベッドで不安な時間を過ごしている間。傍らにあのタートルネックを着たジョブズがあらわれて「それ痛いよね。わかるわかる」とニコニコする姿を想像して時をやり過ごしたことがある。病院では圧倒的に時間がゆっくりと進むもので、その遅さといったら普段の１割もないのではと思うほど遅いものだからひとり遊びができなくては辛い。<br /> そして本物の彼の姿を見る機会には（もちろんインターネットでだけど）、黒いタートルネックに包まれたそのあたりをなんとなく見つめてしまった。ここにもあの痛みが、いいえきっと何十倍もの忌々しい痛みが襲ったことがあるんだろう、とつい想像してしまった。もうできるだけありませんように、ずっと穏やかでありますように、と祈ってみたりもした。まったくばかげているとわかりながら。<br /> こんなに圧倒的な人であっても病気は等しく襲ってしまうんだなあ、という当たり前にも程があることを考えたりもした。「自分もいつかは死ぬのだと思い出すことは、失うものなど何もないと気づかせてくれる最善の方法だ」という彼の言葉とともに。</p>
				<p>この先もしもひどい発作があってうんうん唸っている時、今度は空の彼方からジョブズ（みたいな鼻持ちならない人）がやってきて「お、やってるね」と言ってくれる、そのくらいの余裕がわたしにあったらいいなあ。おいしそうなリンゴをひとつ投げてくれて、でもきっと運動神経のないわたしはそれを受け取れず床に落としてしまうだろう。眉をひそめて「下手くそ！」と怒られる。そうだったらいい。</p>
				<p>世界中の人が悲しんでいて、その景色で彼が単なる経営者とはぜんぜん違う人だったんだとあらためて実感した。本当に、ロックスターのお葬式のよう。知らない人には何事だろうと思われながらも、初めて会ったけれど同じことを想っているとよくわかってる大勢の人たちと、一緒に街へ出て悲しみを口にする、とても淋しい中ででも少しずつ何かを埋め合う光景。<br /> ほとんどの人は実際に彼と対面したことなどありもしないのに、それでも「もう二度と会えない、二度と分かち合えない」悲しみが、確かに強くそこにある。<br /> 愛されて旅立った人を見送るためには、残された人々がともに泣いたり「悲しいですね」と語り合える場所がかならず必要なのだと思った。わたしの場合は今回それがiPhoneだったので、何から何までお世話になってありがとうございます、と言うしかないよ。</p>
				<p>あまりに規模が大きいから、悲しみの力をあまりよくないことに使おうとする人が出てしまったり、ご遺族の悲しみが邪魔されないといいなと思う。もっともっと一緒にいたかっただろうと思う。<br /> それから、彼の存在に勇気づけられていたたくさんの患者さんたちが、どうか力を落とさずにいられますよう。</p>
				<p>Thank you, I will miss you.</p>
]]></content:encoded>
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	</item>
		<item>
		<title>伊藤くんのこと</title>
		<link>http://sentimentally.org/blog/archives/866</link>
		<comments>http://sentimentally.org/blog/archives/866#comments</comments>
		<pubDate>Tue, 20 Sep 2011 07:56:56 +0000</pubDate>
		<dc:creator>koyulic7</dc:creator>
				<category><![CDATA[砂のノート]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://sentimentally.org/blog/?p=866</guid>
		<description><![CDATA[twitterで、なにか穏やかで優しい話をしたくなって、だらだらと書いた 。 いろんな人に好きと言ってもらえたので、ここにとっておきます。 &#160; 伊藤博文くんの話してもいい？ # きのう夢に伊藤博文くんが出てきた [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[				<p>twitterで、なにか穏やかで優しい話をしたくなって、だらだらと書いた 。<br /> いろんな人に好きと言ってもらえたので、ここにとっておきます。</p>
				<p class="tl-tweet">&nbsp;</p>
				<p>伊藤博文くんの話してもいい？  <a href="http://twitter.com/koyulic7/status/115385472213192704">#</a></p>
				<p>きのう夢に伊藤博文くんが出てきた。２年間同じクラスだった。伊藤くんはとにかく勉強が出来て、外見もそれっぽくやせ型で黒縁のメガネ、運動はあまり得意じゃないし大声では笑わないし女子には近寄らないという、絵に描いた優等生だった。  <a href="http://twitter.com/koyulic7/status/115386880295583744">#</a></p>
				<p>名前が総理大臣なことは、誰も大っぴらにはからかわないけど「……ねぇ？（笑）」という感じで。ちょっと気を遣わないタイプの先生は「お前すごい名前だな！ちゃんと勉強せんと恥だぞガハハ」なんて笑ったりしてた。最初の自己紹介の時に、ちょっと嫌そうに小さな声で名乗った顔を覚えている。  <a href="http://twitter.com/koyulic7/status/115387994113966080">#</a></p>
				<p>伊藤くんはクラスの「地味め・高偏差値・インドア」なグループの男子とあっさり仲良くしていて、わたしはなんというかちょっとキャピッとした位置にいたので接点はそうなかった。でもあるとき、話がまどろっこしく分からないと評判の先生の授業の後に、ふと広げっぱなしの彼のノートを見てしまった。  <a href="http://twitter.com/koyulic7/status/115389657625276416">#</a></p>
				<p>ノートの隅っこに書かれた「正」の字は、まぎれもなく先生が「要するに」と言った回数だった。すぐにピンときたのは、わたしも同じことをしてたから（ひとっつも要されてないんだよ！）。「今日は××回だったね」とこっそり話しかけて、それからわたしたちはちょっと仲良くなった。  <a href="http://twitter.com/koyulic7/status/115390444774502400">#</a></p>
				<p>ある時、ジェンダーフリーの授業というものがあった。学校のカリキュラムだったのか、当時の担任の考えで設けられたものだったかは分からない。男らしさ女らしさって何？男女平等って本当はどういうこと？みたいな議題で、自由に意見を交わす授業だった。  <a href="http://twitter.com/koyulic7/status/115392457008611328">#</a></p>
				<p>（ちょうどその頃「男女混合名簿」が議論されていて、わたしたちのクラスは試験的に一学期だけ導入されてみたりでちょっと翻弄されていた。でも男女の間にあまり壁のない、男子と女子という分かれ方で対立したこともないクラスだった。）  <a href="http://twitter.com/koyulic7/status/115392935905861633">#</a></p>
				<p>担任教師は、なぜ会社員に男性が多いかから考えてみようか、と言った。女性は途中でやめるから？いや、そもそも就職の時点で男子の数が多い？大学に進む人の比率は？と話が進み、誰かが「男子の方が成績がいいからかなー」と言った。そこで担任は「伊藤、どう思う」と意見を求めた。  <a href="http://twitter.com/koyulic7/status/115394402221961217">#</a></p>
				<p>伊藤くんはそういう場面でどんどん意見を言うタイプではなくて、そのときもだいぶ時間を置いてから話し始めた。そして、仮説はいろいろ立ててみても結局はよく分かっていないんです、僕はそういうことを真剣に考えたことがない、というようなことを話したあとで、うんと間を置いた。  <a href="http://twitter.com/koyulic7/status/115396748725321729">#</a></p>
				<p>だいぶ時間が過ぎた。終わりなの？とみんなが思った頃伊藤くんは「ただ僕は、自分よりも椎名さんの方がずっと頭がいいと思ってます」と言った。とにかく驚いた。「だけど、だから働くべきとかは言いたくなく…」とかいろいろごにょごにょ言い、そのうちに下を向いて座った。担任がただ微笑んでいた。  <a href="http://twitter.com/koyulic7/status/115399151650471937">#</a></p>
				<p>そのあとしばらく伊藤くんはわたしと目を合わせてくれなかった。あんまり話もしてくれなかった。女子の間で「伊藤くんって話したらいい人なのかも」「かわいいとこあるかも」の声が出たことが恥ずかしかったんだと思う。そして「ていうかユリちゃんのこと好きなんじゃないの」の声も。  <a href="http://twitter.com/koyulic7/status/115400554255093760">#</a></p>
				<p>ここで書けるのはこのくらいかなあ……。  <a href="http://twitter.com/koyulic7/status/115401093499977728">#</a></p>
				<p>名前についてはだいぶ打ち解けてから「あのねえ、いくらうちが伊藤だからって、やっちゃうことはないだろうって言いたいよね親に！」「……でも、ちょっと後悔してる気配もあるからまあ許すしかないかな」と困ったような笑顔で話してた。それが本当にとてもかわいかった。  <a href="http://twitter.com/koyulic7/status/115402185952591872">#</a></p>
				<p>&nbsp;</p>
				<p>twitterに書いたのはここまで。</p>
				<span id="more-866"></span>
				<p>&nbsp;</p>
				<p>そのあとで伊藤くんは、「いいな、椎名って名字うらやましいわー。椎名博文、だったらすっげー普通なうえ丁度いい感じなのに」と口をとがらせて言ったんだった。<br />そうだね、たしかにそれカッコいい、と言ってわたしは、本当にこれは意地悪かもしれないと思いながらも、いたずら心を抑えずに彼にこうつづけた。</p>
				<p>「でも今のって、なんだかプロポーズみたいね」</p>
				<p>えっ、とすっとんきょうな声を出して伊藤くんは絶句してしまい、そのあと世にも取り乱した様子でちがう、とごめん、をくり返し、さらにあまり強く否定するのもわたしに失礼なのではと思い至ったようでいよいよしどろもどろになっていた。<br />申し訳ないことをしたと思った。ごめんね、と言うと、そうじゃなくて……と言って下を向いてしまった。</p>
				<p>なによう、と手の甲を、つん、とつついた。こういうときは頬をつつくものなのだろうけど、できなかった。あまりにも、耳まで真っ赤だったから。<br />伊藤くんは、おそらく一瞬でとても迷って、わたしの指先を軽く軽くそっと、つつき返した。<br />そして「校則違反」と言って笑った。<br />わたしは大学生の彼氏にもらった指輪を放課後になるとつけていたのだ。</p>
				<p><br />女の子のほうが、少しだけ早く大人になる、というようなこと。その最中に、いまいるんであろうこと。伊藤くんとわたしの間には、なんらかの行為はこれから永遠に起こらないだろうけど、だけどわたしは彼のことをたしかに好きだと思った。高校生が夢中で追いかける「好き」とは少し違うけど、でも負けないくらいいいものだと思った。</p>
				<p>&nbsp;</p>
				<p>伊藤くんとはクラスが別々になって、あまり会わなくなった。卒業し誰もが納得する大学へ進学した以降のことも、今どうしているのかも少しも知らない。<br />たとえばもしもエゴサーチなんかしようにも、名前が名前なのでなんにも引っかかりはしないだろう。<br />でもわたしにとってその名前は今も、耳の真っ赤な男の子との思い出だ。</p>
]]></content:encoded>
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		<title>BAD girl and BAD disease</title>
		<link>http://sentimentally.org/blog/archives/844</link>
		<comments>http://sentimentally.org/blog/archives/844#comments</comments>
		<pubDate>Thu, 08 Sep 2011 03:04:55 +0000</pubDate>
		<dc:creator>koyulic7</dc:creator>
				<category><![CDATA[泳ぐひとへ]]></category>
		<category><![CDATA[twitter]]></category>

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		<description><![CDATA[それは昨日のこと。twitterをみていて、暗澹たる気持ちになってしまった。やりきれなくて、それをtwitterで告白した。 これについていろいろ考えていて、暗澹たる気持ちになってしまった。http://t.co/1zd [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[				
				<p>それは昨日のこと。twitterをみていて、暗澹たる気持ちになってしまった。<br />やりきれなくて、それをtwitterで告白した。</p>
				<blockquote>
				<p>これについていろいろ考えていて、暗澹たる気持ちになってしまった。<br /><a href="http://t.co/1zdP3YY" target="_blank">http://t.co/1zdP3YY</a> <a href="http://twitter.com/koyulic7/status/111135351065686017">#</a></p></blockquote>
				<p>リンク先にあるのは、ポケットティッシュのような見た目をした紙だ。尿をつけて色の変化を見ると、尿のpH（酸性とかアルカリ性とか）がわかるのだという。それが何の役に立つかというと、性病の早期発見ができる、らしい。ヤバい菌がいるとアルカリ性になり、中性ならセーフ……そういうことらしい。</p>
				<p>いいえそんなわけはない。STDにかかった人は全員おしっこがアルカリ性になるだなんて！ばかげているにもほどがある。</p>
				<p>（STDの検査を受けたことのない人は、わたしのうろたえる理由がよくわからないかもしれない。少なくともこれまでにわたしがクラミジアなどの検査を受けた医院・病院（思い出せる範囲で８軒ある）で、尿のpH検査を行ったことは一度もない。綿棒のようなものを使って膣内の分泌物を採取するか、あるいは採血するか、そのどちらかだ。）<br /><br />だけど商品の説明だけを読むと、まるですばらしいもののようにみえた。病院に行って名前や顔を出すこともなく、自宅で手軽にチェックできて、使い終わったものはお手洗いに流すことができて、そして何よりもとても安価で。いいことづくめだ。<br />でもそれは、当たり前だけど「信頼に足りるデータが得られるならば」のお話。そうでなければ何の役にも立たない。立たないどころか、もっといやなことが起こってしまう。<br /><span id="more-844"></span></p>
				<p>いやなこと、とはなにか。</p>
				<p>なんでもない健康な人が「アルカリ性」という反応になったなら。<br />ショックを受け怯え、過去に交際した人の顔をひとりずつ思い返しては誰からだろうと悶々としながら病院へ足を運び、そこで「いいえ、陰性ですよ」と医師に言われておどろき無駄なお金を使ってしまったなあと思いながらも、でも、よかった、と安心する、そんなことがあるかもしれない。<br />（……これも確かにいやではあるよね。）</p>
				<p>わたしが先に思い至ったのはもちろん逆のケースだ。<br />「中性」という結果だった人が、実際にはなんらかの病気に感染していたなら。<br />よかった、なにもなかった。ホッと胸をなで下ろし、そうだよなあ考え過ぎだよなよかったよかった、となれば、また誰かと性的な接触を持つこともあるだろう。そのSTDは知られないままに広がってゆくかもしれない。とてもいやだ。せっかく「一度STD調べよう」と思ったのに。勇気を出したかもしれないのに。</p>
				<p><a href="http://www.badcheck.jp/index.html">商品の公式サイト</a>には、「確定診断は他の所見とともに医師により総合的になされるものです」と一応書かれている。だけど不十分に感じる。だって「アルカリ性という結果でも、必ず病気とは限りません」という記述はあるのに「中性という結果でも、必ず病気でないとは限りません」とは、書かれていないのだもの。断然そっちが大事だっていうのに！<br />表記が適切で充分かについては、実際のものを見てもらうのがいちばんいいと思う。わたしには、この商品で「大丈夫」と出ればひとまずは大丈夫だよ、と言っているように受け取れた。セールストークの範疇を超えた売り文句か、もしくは本当に尿のpHでSTDを一網打尽に発見できると信じている人のものの言い方だと思った。</p>
				<p>暗澹たる気持ちはさらに勢力を増す。</p>
				<p>この商品がドン・キホーテで売られていた、というツイートを見かけた。<br />この商品が風俗店向けの業務用品店（のウェブサイト）で売られているのを見た。<br />働く女性キャストに使わせているという、店舗スタッフらしき人の書き込みを見た。<br />数カ月前までわたしが書き手として関わっていた高収入（≒性風俗）求人誌にも広告が出ていたと知った。風俗嬢向けの健康に関するコラムも連載しているのに。</p>
				<blockquote>
				<p><em>——違ったらとりあえず不安は解消されるのですごく助かります。</em></p>
				<p><em>——</em><em>反応が出た嬢には病院に行ってもらっています。</em></p>
				<p><em>——</em><em>反応がでずにほっとしています（笑）</em></p>
				<p><em>——</em><em>1万くらいする検査キットでも反応がでたら病院に行くのは同じこと。だったらこっちの安いほうがお得で便利です。<br />（——<a href="http://toysfan.net/?pid=30318979">販売しているサイト</a>のお客様の声欄より抜粋）</em></p></blockquote>
				<p>どうして……と思い、悲しくて悔しかった。先述のサイトでは商品の詳細ページに「ジョークグッズ」との表記が一応はされていた。しかし「性病検査アイテム」のカテゴリに入れられて売られていた。ジョークグッズのカテゴリが別にきちんとある店であるにも関わらずだ。<br />病院に行きにくい人につけこんで商売をする会社だとか、すっかり信じ込んでしたり顔で「おすすめです！男ならお気に入りの嬢を守ってあげなくちゃね」などと書き込む者のおめでたさにももちろん腹が立つんだけど、それだけじゃない何かもっと莫大な悲しさ。</p>
				<p>だって、この商品、売れると思う。すばらしいんだもん。病院に行って名前や顔を出すこともなく、自宅で手軽にチェックできて、使い終わったものはお手洗いに流すことができて、そして何よりもとても安価なんだもん。「しかし、肝心の信憑性が実はない」という点は誰にも知られないんだもん。</p>
				<p>人に言えない病気だから。</p>
				<p>人に言えない病気だから、こういうものが救世主になりえるんだよ。「でもそれって、どのくらい精度を期待できるの？」なんてのんきな疑問が入り込めないほどに孤独で八方ふさがりな悩みだからだよ。こんなもの信じるなんてバカみたい、と言うのは簡単だ。だけどそうは言えない、誰もバカなんかじゃない。本当のばかものは自分がSTDに感染する可能性などちらとも思わず、この商品を手にすることさえもないままに彼らを嘲笑う人々だ。性病？よく知らないけど自業自得だよね、とかなんとか言って。</p>
				<blockquote>
				<p><em>男性でも女性でも尿をかけるだけで性病・性感染症の早期発見につながるポケットティッシュ型の全く新しいチェックアイテムができました！</em><br /><em>（中略）</em><br /><em>感染したことに気付かずそのままにしていたら大変！でも病院へ行って検査するのも恥かしいし、誰にも相談できないから、まずは少しでも気になったら「バッドチェック」</em><br /><em><em> ——公式サイトより</em></em></p></blockquote>
				<p>病院に行って検査するのは恥ずかしくないよ、誰かに相談したっていいんだよ。そう言いたい。でも言えない。病院の看護師に「あなたみたいな仕事の人に来てほしくないのよね」と言われるようなこの現状で、言えるわけがないじゃないか。</p>
				<p>わたしの「暗澹」は世界を覆い尽くした。</p>
				<p>この商品の名前は「BAD CHECK」という。<br />なにがBADなんだろう。STDに感染していると発覚すること？　……それはとてもGOODでLUCKYなことに、思えるよ。今のわたしは。だからそのBADを包み隠してしまうようなものは何ひとついらないんだよ！正しく教えてくれる手段しかあってはならないんだよ。<br />あーあ、マイケルに歌ってもらいたいや。</p>
				<p>&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;&#8212;-<br />一連の暗澹ツイートは、twilogの<a href="http://twilog.org/koyulic7/date-110907/asc">2011年9月7日分</a>で原文を読めます。そして「それおかしいよ！」と言ってくれた方が何人もいて、とてもうれしく心強かった。そのうちのおひとり五条龍司さん（<a href="http://twitter.com/#!/gojopost">@gojopost</a>）が書いてくださったブログをリンクします。わたしの書くものよりもずっと冷静でわかりやすく読みやすいよ。</p>
				<p><a href="http://d.hatena.ne.jp/gojopost/20110907/p1">ジョークグッズ「バッドチェック」について（性病の診断） &#8211; 大阪五条通信 </a></p>
				<p>&nbsp;</p>
				<p>性感染症にかかっているかもしれない、という気持ちの不安さは、誰もが持ちうる、持たされうるものです。知り合った人とどのようにセックスにいたるかというひとりひとりのライフスタイルには差がありますが、この不安から完全に逃れられる人はほぼいないのです（ベッドに入るまでに２人が過ごした時間がいかほどか、ウイルスの知ったことではないからです）。この不安から救ってくれるのは、真実だけです。内容はどうであれ。<br />不安やリスクとともに生きるわたしたち全員に、いつでも真実がもたらされるよう願います。そのために正しい選択をできるだけの知識が、特別な理解者や恵まれた環境によらなくとも「手軽に安価に」手に入るようになってほしい。近づくための道を探したいなと思います。</p>
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	</item>
		<item>
		<title>ガールズヘルスラボが更新されました</title>
		<link>http://sentimentally.org/blog/archives/837</link>
		<comments>http://sentimentally.org/blog/archives/837#comments</comments>
		<pubDate>Thu, 01 Sep 2011 18:26:37 +0000</pubDate>
		<dc:creator>椎名こゆり*</dc:creator>
				<category><![CDATA[泳ぐひとへ]]></category>
		<category><![CDATA[浜辺の伝言]]></category>

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		<description><![CDATA[と、いうわけで。 わたしの文章が載っています。 風俗嬢コラム Worker&#8217;s Live!! &#8211; クラミジアとわたし 今回は「STDにまつわる短いストーリー」を書きたいと思っているので、この文章は [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[				
				<p>と、いうわけで。 わたしの文章が載っています。</p>
				<p><a href="http://girls-health.typepad.jp/workers_live/2011/08/%E6%A4%8E%E5%90%8D%E3%81%93%E3%82%86%E3%82%8A%E3%81%AEpost%EF%BC%91.html">風俗嬢コラム Worker&#8217;s Live!! &#8211; クラミジアとわたし</a></p>
				<p>今回は「STDにまつわる短いストーリー」を書きたいと思っているので、この文章は100％わたしの体験談というものではなくフィクション成分がだいぶあるのですが、書かれている思いはまぎれもなくわたしの長年抱えているものです。クラミジアをはじめSTDに対する、複雑な思い。</p>
				<p>STDは日常的にセックスをする人であればいつでもどこでも感染の可能性があり、それは「予防の対策はいろいろあれど、100％が難しい」という点で風邪やインフルエンザとおなじなのですが、だからといって「風邪ひいちゃってさー」みたいに「クラもらっちゃってさー」とは同業の人間どうしであってもなかなか言えることではありません。</p>
				<p>STDにかかる、ということが、人間として劣っている、ふしだらな者であることと同じ意味になる。<br />接触する相手やその方法を自らの判断と査定で選んでいるとは言えないセックスワーカーの間でさえ、そういう空気は流れているのです。<br />そしてなぜか、客に対してもそれを告げることは難しい。告げれば「病気を撒き散らし迷惑をかけた」ということになります。そのウイルスが、客から受け取ったものであっても。</p>
				<p>ウイルスは人を選びません。人の心を見ません。どんなに誠実な心で、将来にわたって共に過ごすことを前提にして臨んだ性行為であっても、感染する可能性は風俗店で行われるそれと一切変わりありません。</p>
				<p>ならば、人生のどんな場面でも「あなたは最後にいつ検査をしましたか？」と訊ね合って結果が印刷された紙を交換してから、ベッドに入るようにしましょうか。<br />そうでなければ、感染した人を「軽率だ」とは言えないのです。</p>
				<p>&nbsp;</p>
				<p>そんなような、ややこしくも避けて通れないわだかまりを、少しずつ書いて行こうと思っています。</p>
				<p>けれどSTDについて考えることは、明るい話題ではなくとも奥の方に自分や他人のからだやいのちについて思いをめぐらせるどこまでも広く自由な大地も広がる可能性が埋まっているように思います。そんなこともどうにか表せたらいいけれど。</p>
				<p>またそのうちに更新されるので、よろしくお願いします。</p>
]]></content:encoded>
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	</item>
		<item>
		<title>ガールズヘルスラボのオープンによせて</title>
		<link>http://sentimentally.org/blog/archives/807</link>
		<comments>http://sentimentally.org/blog/archives/807#comments</comments>
		<pubDate>Thu, 01 Sep 2011 17:43:16 +0000</pubDate>
		<dc:creator>椎名こゆり*</dc:creator>
				<category><![CDATA[人魚のすみか]]></category>
		<category><![CDATA[泳ぐひとへ]]></category>
		<category><![CDATA[twitter]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://sentimentally.org/blog/?p=807</guid>
		<description><![CDATA[風俗嬢のためのSTD（性感染症）とからだの情報サイト－Girls Health Lab 今年の夏にいちばんうれしかったこと。なにをおいてもこのサイトの誕生です。このことについて書き始めるといつまでも喋りつづけてしまいそう [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[				<p><a href="http://www.girls-health.jp/" target="_blank">風俗嬢のためのSTD（性感染症）とからだの情報サイト－Girls Health Lab</a></p>
				<p>今年の夏にいちばんうれしかったこと。なにをおいてもこのサイトの誕生です。このことについて書き始めるといつまでも喋りつづけてしまいそうで、まとめられずにいましたが、公開当日の夜、あふれ出る気持ちをぶつけてしまったtwitterのログをここにまとめて残すことにします。<br />それでも長いのだけど、読んでいただけるとしあわせです。</p>
				<table style="width: 90%;" border="0" align="center">
				<tbody>
				<tr>
				<td bgcolor="#fefbf0"><span style="color: #008000;">RT </span><a href="http://twitter.com/tamiyaryoko" target="_blank"><span style="color: #008000;">@tamiyaryoko</span></a><span style="color: #008000;">: ガールズヘルスラボ、オープンしました！ </span><a href="http://t.co/gfvRKuA" target="_blank"><span style="color: #008000;">http://t.co/gfvRKuA</span></a> <a href="http://twitter.com/koyulic7/status/100572047196946432">#</a></td>
				</tr>
				<tr>
				<td bgcolor="#f0fcfe">ついに！待ち遠しかった日がやってきました。わたしも今日初めて見たんだけど、うん。すごい。いいものができた！！！すごいすごい！！やったやったぁ！！ <a href="http://www.girls-health.jp/" target="_blank">http://www.girls-health.jp/</a> <a href="http://twitter.com/koyulic7/status/100572626321285120">#</a></td>
				</tr>
				<tr>
				<td bgcolor="#faf0fe">こういうサイトを作るとタミヤさんから聞い た時、ほんとうにわくわくした。まだ形のないそれを、どれだけの人が待ち望んでいるかがよくわかったから。そして少しだけお手伝いさせてもらえることになって、心からうれしかった。会ったことのない、でも同じ立場の人に、語りかけることができるんだ、と。 <a href="http://twitter.com/koyulic7/status/100573354553118720">#</a></td>
				</tr>
				<tr>
				<td bgcolor="#f0fcfe">風俗業界の特殊な部分のひとつに、同業の人や同僚と、意見や情報を交換できる場所が極端に少ないことがあると思う。これまで従事してきた人々のノウハウを知ることができる場所も特にない。それは疑問や迷いや危機に直面したとき、業界内の人に頼ることができない、ということになる。<a href="http://twitter.com/koyulic7/status/100573969857523712">#</a></td>
				</tr>
				<tr>
				<td bgcolor="#faf0fe">かといって外の世界に助けを求めるとなると、自分がセックスワーカーであることを明かさなくてはならなくなる。わたしも婦人科で「なぜそんな仕事を？」と医師に言われたことがある。「貴女のような人に来て欲しくない」と看護師に言われた女の子を知っている。もちろん極端な例だと信じたいけれど。 <a href="http://twitter.com/koyulic7/status/100574552232435713">#<span id="more-807"></span></a></td>
				</tr>
				<tr>
				<td bgcolor="#f0fcfe">わたしも同僚の女の子と交流する機会を持ったことは多くない。それを避けるお店の方が多いから（容姿によってお給料が違うことがバレたり、複数人に一緒に辞められると痛手だ、というのもあるだろう）。でも、何度か、ひとりで悩んでいた女の子からSOSをもらったことがある。 <a href="http://twitter.com/koyulic7/status/100575463533051905">#</a></td>
				</tr>
				<tr>
				<td bgcolor="#faf0fe">わたしは彼女たちの中ではインターネットを知っている方だろうし、幼い頃病気がちだったせいか身体のことや健康について興味が強い。だから、たまたまそ女の子たちが相談するつもりでもなく打ち明けた不安に、それは、きっとこういうことだと思うわ、だいじょうぶよ、と言ってあげることができた。 <a href="http://twitter.com/koyulic7/status/100576433935626240">#</a></td>
				</tr>
				<tr>
				<td bgcolor="#f0fcfe">たまたま、女の子同士のおしゃべりを悪く思わないアットホームな店にいたときのことだ。そんな自分に女の子たちは、徐々に頼ってくれるようになった。それは、うれしく光栄であると同時にとても切なくてやるせないことでもあった。みんなこんなことでひとりで泣いていたんだ、と思うと。 <a href="http://twitter.com/koyulic7/status/100576762156679168">#</a></td>
				</tr>
				<tr>
				<td bgcolor="#faf0fe">だけど、わたしができることは身近な女の子から相談されたときに、話を聞いてあげることだけだった。それ以上のことをできるなんて思わなかった。かかりつけの病院の看護師さん（わたしの仕事を知る）がくれたSTD対策の小冊子をそっと待機室に置いたこともある。ほどなく店の人に捨てられた。  <a href="http://twitter.com/koyulic7/status/100577546382491649">#</a></td>
				</tr>
				<tr>
				<td bgcolor="#f0fcfe">自分たちの仕事にあるリスクについて正確に 知ったら若い女の子はパニックになるだろう、怖くてすぐに辞めてしまうだろうということか。セーファーを意識してサービス面でソフトになり、客が不満を持つことを恐れているのか。理屈はわかるけど、それではいつまでたってもみんな、ひとりぼっちだ。<a href="http://twitter.com/koyulic7/status/100578552088494080">#</a></td>
				</tr>
				<tr>
				<td bgcolor="#faf0fe">風俗産業についての思いは、それぞれ様々にあるだろう。快く思わない人もいて当然だ。でも、健康でいたくないひとはどこにもいない。世の中から今すぐパッと消えることはないのだから、その存在を少しでも安全なものにしていくことには大きな意味があるとわたしは思ってる。  <a href="http://twitter.com/koyulic7/status/100579435819974657">#</a></td>
				</tr>
				<tr>
				<td bgcolor="#f0fcfe">（もちろん、病気予防に協力的なお店もあります。定期的に検査を受けて結果を提出しないと働けないところもあるし、かかりつけのない子に通いやすい婦人科を検索してあげている店員さんもいました）（ただ、入店時に病気の話をしてくれるところは、ほぼ皆無だった。何かあれば対応する、な感じだった） <a href="http://twitter.com/koyulic7/status/100580338882985985">#</a></td>
				</tr>
				<tr>
				<td bgcolor="#faf0fe">（そして、女の子が「今のお客さん病気じゃ…」「最近調子が…」のような心配を投げかけても、十分な知識でアドバイスをすることができている店員さんに会ったことはほとんどありません。どこかにはいらっしゃると思う、でも「現場の不安」はわからないだろうと思う。彼らはサービスをしないものね。    <a href="http://twitter.com/koyulic7/status/100581143597957120">#</a></td>
				</tr>
				<tr>
				<td bgcolor="#f0fcfe">そんなふうに考えながら働いてきて、今わたしの目の前の画面にはガールズヘルスラボがあります。こんな場所があったらいいなぁ、と夢見ることさえ、なぜか叶わぬ高すぎる望みのように感じてしまっていたもの。でも実物を見てハッキリと思います。これは、今の世界に絶対に必要なものだって。 <a href="http://twitter.com/koyulic7/status/100581998770397184">#</a></td>
				</tr>
				<tr>
				<td bgcolor="#faf0fe">友人と「あのサイトできたよ！」と電話しながらサイト内のこの文章を読み、涙がこぼれておしゃべりできなくなりました。わたしたちはもしかしたら自分たちのために何かをできるかもしれないんだ。その大きく意味のあるステップに関わることができたんだ、と。<a href="http://bit.ly/oTM5O7" target="_blank">http://bit.ly/oTM5O7</a> <a href="http://twitter.com/koyulic7/status/100583806360231936">#</a></td>
				</tr>
				<tr>
				<td bgcolor="#f0fcfe">わたしは今までに「風俗嬢しててよかったな」と思ったことが何度かあります。自分の身体が見えぬところに秘めた面白さや不思議さに触れられたときや、信頼関係を築いてくださったお客様と貴重な時間をご一緒したとき。でも、きっと今日のさっきが、今まででいちばんそう思いました。 <a href="http://twitter.com/koyulic7/status/100584904844247040">#</a></td>
				</tr>
				<tr>
				<td bgcolor="#faf0fe">「正しく怖がる」という言葉で、わたしは何より最初にセックスを連想します。性行為が持つリスクの正体を明るい場所で、自分の目で見ることは、すべての人に必要なこと。不必要な恐怖もそこにはたくさんあるでしょう。そのための大きな灯がひとつ灯されたように感じています。  <a href="http://twitter.com/koyulic7/status/100585872797335552">#</a></td>
				</tr>
				<tr>
				<td bgcolor="#f0fcfe">このサイトを作るにあたり、ご自分の経験や知識とそして時間を惜しみなく注いでくださったわたしの友人タミヤリョウコさん（<a href="http://twitter.com/tamiyaryoko" target="_blank">@tamiyaryoko</a>）に、たくさんの拍手が注がれることを願います。推し量れないほどの苦労があったと思うけれど、ほんとうにいいものができたよね。 <a href="http://twitter.com/koyulic7/status/100587008765853696">#</a></td>
				</tr>
				<tr>
				<td bgcolor="#faf0fe">そして彼女と友だちであることを世界中に自慢したい！！よ！！！  <a href="http://twitter.com/koyulic7/status/100587064818532352">#</a></td>
				</tr>
				<tr>
				<td bgcolor="#f0fcfe">セックスの経験や風俗業界との関わりのあるなしに関わらず、なんらかの生殖器を持つすべての人に見てもらいたいです。きっと「へーそうなんだ！」って面白がれるところが、見つかると思います。よろしくお願いします。<a href="http://www.girls-health.jp/" target="_blank">http://www.girls-health.jp/</a> <a href="http://twitter.com/koyulic7/status/100588671182446593">#</a></td>
				</tr>
				<tr>
				<td bgcolor="#fef0fb">
				<p>RT <a href="http://twitter.com/feminemjp" target="_blank">@feminemjp</a>: これすごい快挙じゃないかな。 RT <a href="http://twitter.com/koyulic7" target="_blank">@koyulic7</a>: ↓ついに！待ち遠しかった日がやってきました。わたしも今日初めて見たんだけど、うん。すごい。いいものができた！！！すごいすごい！！やったやったぁ！！ <a href="http://www.girls-health.jp/" target="_blank">http://www.girls-health.jp/</a> <a href="http://twitter.com/koyulic7/status/100588993309192192">#</a></p>
				<p>RT <a href="http://twitter.com/kosuke_0412" target="_blank">@kosuke_0412</a>: 風俗で働いていなくても知っておかなくちゃいけない大事なことが沢山書いてある。すごい！　QT <a href="http://twitter.com/koyulic7" target="_blank">@koyulic7</a>: ↓ついに！待ち遠しかった日がやってきました。わたしも今日初めて見たんだけど、うん。すごい。いいものができた！！　<a href="http://www.girls-health.jp/" target="_blank">http://www.girls-health.jp/</a> <a href="http://twitter.com/koyulic7/status/100589013932584961">#</a></p>
				<p>RT <a href="http://twitter.com/ankes7" target="_blank">@ankes7</a>: おお！おめでとうございます！必要な人の元にあまねく届きますように！ＲＴ<a href="http://twitter.com/koyulic7" target="_blank">@koyulic7</a> ↓ついに！待ち遠しかった日がやってきました。わたしも今日初めて見たんだけど、うん。すごい。いいものができた！！！すごいすごい！！やったやったぁ！！　<a href="http://t.co/0moIT6d" target="_blank">http://t.co/0moIT6d</a> <a href="http://twitter.com/koyulic7/status/100589038683176961">#</a></p>
				<p>RT <a href="http://twitter.com/brain_theater" target="_blank">@brain_theater</a>: <a href="http://twitter.com/koyulic7" target="_blank">@koyulic7</a> 非常に有用な情報が分かりやすく入手できる、身近で親身なサイトの開設、非常に有益なことに思います。じっくり拝見致しますね。  <a href="http://twitter.com/koyulic7/status/100589060388700160">#</a></p></td>
				</tr>
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				<td bgcolor="#f0fcfe">お祝いの言葉をほかにもたくさんありがとう。サイトの中身はこれからも少しずつ増えていくので、時々思い出してくださるとうれしいです。 <a href="http://twitter.com/koyulic7/status/100589725290741760">#</a></td>
				</tr>
				<tr>
				<td bgcolor="#fefbf0"><span style="color: #008000;">RT </span><a href="http://twitter.com/tamiyaryoko" target="_blank"><span style="color: #008000;">@tamiyaryoko</span></a><span style="color: #008000;">: ガールズヘルスラボは、女子向けにつくってあり、STDデータベースも女性のみの項目となっております。 </span><a href="http://bit.ly/qZHuBc" target="_blank"><span style="color: #008000;">http://bit.ly/qZHuBc</span></a><span style="color: #008000;"> 男性でSTDを調べたい方は、STD研究所へどんぞ。こちらも充実してます。</span> <a href="http://twitter.com/koyulic7/status/100589746828484611">#</a></td>
				</tr>
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				<td bgcolor="#faf0fe">
				<p>↑これ大事だった。男性の方もまったく等しく、考える機会を持っていただきたいです。そして病気予防の観点から、ぜひ自分の身体の深い宇宙に思いを馳せてみてください。男性の身体もまた壮絶な神秘の森です。  <a href="http://twitter.com/koyulic7/status/100590327055921152">#</a></p></td>
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				<td bgcolor="#f0fcfe"><a href="http://twitter.com/tamiyaryoko" target="_blank">@tamiyaryoko</a> かちょう！おつかれさま！ほんとにほんとにおつかれさま！！！♡♡♡  <a href="http://twitter.com/koyulic7/status/100590677796208640">#</a></td>
				</tr>
				</tbody></table>
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		<title>夢について：セックスの相手</title>
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		<pubDate>Thu, 01 Sep 2011 03:49:30 +0000</pubDate>
		<dc:creator>椎名こゆり*</dc:creator>
				<category><![CDATA[砂のノート]]></category>

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		<description><![CDATA[　中学生の時に読んでいた雑誌の読者お悩み相談コーナーに「セックスする夢を見ました。わたしは変態なのでしょうか？」というものがあった。その女の子（おそらく同年代であったと思う）がその状況で「変態」という言葉に行き着くことに [...]]]></description>
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				<p>　中学生の時に読んでいた雑誌の読者お悩み相談コーナーに「セックスする夢を見ました。わたしは変態なのでしょうか？」というものがあった。その女の子（おそらく同年代であったと思う）がその状況で「変態」という言葉に行き着くことにショックを受けたのでよく覚えている。</p>
				<p>　わたしはときどきセックスする夢を見る。だけどそれは、他の人がみているそれとは、違うものでもある。もしもその夢を調べたくなって「夢占い辞典」を開くとしたら（持ってないけど）、【セックス】ではなく【仕事】のページをまず引く、そういう夢もあるから。<br /> 
				　仕事の夢、としてのそれは、特に余韻を残さない。夢の中の仕事でうんと気を遣って神経を磨り減らしていたときは、起きてからなんだかすっきりせず夢に文句を言いたくなったりもするけれど。<br /> 
				　ときどき見る、そうでない方の「セックスする夢」。それらはほとんど、とても気に入ったものになる。ふだん夢の中ではあまり情緒が強調されないというか、現実よりも淡々と飛ぶように時間が過ぎることが多いけれど、そういう夢はたいてい、濃密でとても情緒的だ。夢の中でのわたしの感情が、とても豊かではっきりとしていて、それが目覚めた後もずっと残っている。</p>
				<p>　きのう、そういう夢をみた。</p>
				<span id="more-790"></span>
				<p>　相手は夢の中でも現実の世界でも知らない、架空の男だった。恋人でも客でもないひと。夢でわたしが彼に対し好意を持っている、という演出もなかった。淡々とひたすら、言葉もなくただセックスしただけだった。<br /> 
				　それはとても夢中で楽しくて、安心のある時間だった。相手が決してわたしを傷つけはしない、故意だろうとウッカリだろうと勘違いだろうと、それが保証されたような、安心がそこにあった。わかってもらえている、知ってもらえている。</p>
				<p>　そういう安心が現実のセックスにないことの不満があらわれた夢だったりして？ と思わず自分を振り返ってみた。わたしは仕事外のセックスパートナーに対しては思うことをとても正直に話してしまう方だし、その点について夢に見たいほどの不満を抱えてるってわけじゃないけど、求めるのは誰にも簡単じゃないことだと思う。当たり前だけど他人とすることだもの、自分でない存在の感覚を知る術はないし、ちょっとした痛みやちょっとした不快感と「そんなつもりではない」との間の細い隙間をちくちくと手作業で埋めてゆくのは、どちらにとっても気力の必要なことだ。</p>
				<p>　どんなに長く付き合って、何度も関係を重ねて信頼関係を築いた相手であっても、わたしだって爪の先を何かの拍子に引っかけてしまったり、指先の力がつい弾みで乱れたり、そういうことはしてしまう。されてしまう。100％の安心なんて、夢の中以外ではない。<br /> 
				　痛いこと、あるかもしれないけど、もしそんなことがあっても怖くない。そう思ってもらえたら幸せだし、そう思ってもらえるようにいつも心を込めていたい。</p>
				<p>　この前に見たもので強く印象に残って気に入った夢があった。そのときの相手は、人間ではなくて水だった。水とセックスする夢だった。<br />
				　 男の人に期待しないあまり無機物との愛に目覚めたか！ と自分の脳みそにときめいたものでした（そんなんじゃないけどね）。水、けっこう上手だったよ。</p>
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