blog: 甘い手であそぶ人魚
話しかけると「キュルン」って言う
- 2008-08-19 (火)
- 波のあわ
さむい!さむい!さむい!
今は8月じゃないのか!!!!
なので毛布に包まってドラクエ5ばかりやっています。
DSの。
まほうのじゅうたんにのってはしゃぐメタルスライムちゃん。なんてかわいいのでしょう。。
初めてお会いしたときはHPが3しかなくて愕然としたものです。ちょっとそこらへんの石ころにつまずいただけで死んでしまうのではないかと。ちょっと蚊に刺されたり、静電気でビリッとなったり、思っていたよりお風呂のお湯が熱かったりしたらもうカンオケになってしまうのではないかと。そのくらいじゃないか? 3、て。
しかしだいじょうぶでした。攻撃されてもめったに当たらないメタルの体のおかげで、馬車の外にいてもちょっとやそっとではダメージを受けないのです、たまにやべえ当たったと思っても「1」だし。
すくすくと成長していまではHPも120までおおきくなりました。
毒の沼地にうっかり立ち入って瞬時にカンオケにしてしまった過去も許してくれてると思うの。
風俗嬢と愛妻家 (2) お別れのキス
- 2008-08-12 (火)
- 王子様についた嘘
そのお客さんは、遊び方が下手だった。
無粋な客、ということではなく、ああ、慣れていないのだなとよくわかる人だった。
だって、せっかくホテルの白くて大きなバスタブにバラの香りの泡風呂作って、ちょうどいい感じにエッチなムードで体を寄せ合ってる最中に、「誰かと一緒に風呂入るなんて久しぶりだなあ」って言うから、あら、そうなの? と肩にお湯をサポン、とかけてあげたらば。
「……子どもが小さいうちに、もっといっぱい風呂入っとけばよかったなあ」なんて言うんだもの。
そして「やばい、変なこと言っちゃった、俺バカだわ……」
と、みずからテンションを下げてひとりでがっくり来ていたのだ。
そりゃあ娘さんの顔が浮かんだらそういう気持ちはなえちゃうに決まってる。
もちろん……下半身も。
けれどその場はすっかり「お父さんモード」になってしまった彼は、
「まだまだ子どもと思ってたのに、女の子の成長は早いんだね」とか、「大きくなるにつれて母親に似るってのはありゃ本当だね」と、だいじな娘さんの話をいろいろと聞かせてくれた。
奥さんの手料理では「肉どうふ丼」がおいしい、という全くこの空間(だって、ラブホテルのジャグジーバスですよ)にふさわしくない情報まで披露される始末。
ますますエロから遠ざかってどうしようかと思ったが、しかし「牛肉とおとうふの他には何はいってんの?」と聞くわたしに「玉ねぎとー、エノキとー」と答えてくれる表情は、可愛かった。普段の「女だけの家庭で押され気味の、でも優しいパパ」ぶりが、分かるような気がした。だから、
──せっかくひとが頑張ってふくらませたものを一瞬のうちにしぼませやがって!! やる気あんのか!!
な気持ちはすぐに消えて、わたしはその人に好感さえ持った。
銀座線の新婚さん
- 2008-08-10 (日)
- 波のあわ
家に帰る電車の中で、新婚さんを見た。
たぶん、新婚さんだったと思う。
ひとつあいた席を一度ゆずり合ってから座った彼女が、荷物を自分のひざに置くようにと笑顔で彼に催促する感じとか、おそろいのリングをかち、かち、と言わせながらたのしそうに指をからませる感じとか、とにかく「ほやほや」というものがそこにはっきりとしていた。
ふたりは夏休みにハワイ旅行へ出かけるらしく、そのプランについてあれもしたいね、これもしたいね、とおしゃべりしていた。少し年上のようにも見える彼女の方が、「そうだ、わたしハワイに行ったらABCストアーでお買い物するのがとっても楽しみなの!!よけいなものまでたくさん買い込んでしまったら、止めてね?」とにっこり言ったとき、彼はきょとん、としてこうたずねた。
「ええっどうして、靴を買うの? しかも、たくさん?」
もちろんわたしは「彼は日本の靴屋さんのABCマートと勘違いしているのだ」と分かって、かわいい間違いだなあと思ったけれど、ほやほやの彼女から見たらとても間抜けで頼りない、がっかりするに十分な失言だったのではないかと気になった。彼女の次の言葉がおそらく失望に満ちたものになりそうで、ふたりのハワイ熱を案じるような気持ちになってしまったところで、彼女はまったく調子を変えずにこたえた。
「うふふ、ハワイでは、ABCストアーっていうなんでも屋さんがあるんですって。そういえば、日本の靴屋さんと同じ名前ね!!」
それを聞いた彼のほうが、すぐに自分の間違いに気づいたようだった。
「しまった、ABC”ストアー”か。ごめんごめん、そうだよね。僕はこのままじゃ人前でとんだ恥をかくところだったなあ、もう覚えたぞ」
彼女に無知なところを知られてもそれは彼にとってまったく恥ずかしいことではないってこと、
彼女が彼がなぜ勘違いしていたなどと言うのかまだわからないこと。
とにかくふたりは、「ほやほや」していた。まぶしかった。
ふたりがこれから帰る部屋はきっと小ぎれいであたたかくて、友だちには「似たもの夫婦」とからかわれたりしていて、だけどもれなくみんなにうらやましがられていて、ハワイ旅行はひと事件起こりながらも楽しいものになるのだろうなあ、奥さんはこの笑顔でみんなにおみやげを配るのだろうなあ、と思ったら、なんだかとても、めったにないすてきな、人がみんなほしがるようなものを間近でみているような気分になった。
すえながく、おしあわせに。
口の中で言ってから、大きな駅で電車を降りた。
新婚さんはふたり並んで腰かけて、それだけでこの上ない幸せだというふうに、手をつないで寄り添っていた。
風俗嬢と愛妻家 (1) 先生の日記
- 2008-07-14 (月)
- 王子様についた嘘
そんなこんなで風俗遊び=浮気だとは思っていないわたしなのですが、記憶に残ってるお客様の中に妻帯者、しかもそれなりに奥様とうまくいっていると思われる人がけっこういることに気がつきました。
そんなケースを見ちゃってるから、なのかもしれないな。
思い出してみます。
もうずっと前に、時々来てくれていたお客さん。
まじめそうで、控えめで、背中に「堅実な人生」って書いてありそうな雰囲気のひと。
いつもスーツでやってきて、靴もきれいに磨いてあった。机の上に重そうなカバンと高そうな時計と華奢なメガネを順番に置くしぐさが、なんとなくエッチな感じがしてた。教室に置いてあるような、生徒用の学校机。
セーラー服を着たわたしが、まっすぐ見つめながらシャツのボタンをはずしてあげようとすると、「そんなのされたことないよ」としきりに顔を斜めに背けては恥ずかしがっていた。
穏やかで、プレイでも無理な要求なんかはしてこなかったし、いわゆる「お客さんとして大好きなお客さん」だったその人。
向こうもわたしを気に入ってくれて、あるとき名刺をくれた。
現役風俗嬢が完全無料で貴方のPCに!!
- 2008-07-03 (木)
- 波のあわ
ごめん。
ちょっと言ってみたかっただけなんだ。
スパムメールって読みますか。や、真剣にじゃなくても。
昔勤めていたのお店でメールマガジンを発行する係だったスタッフさんが、「ゴミ箱へ直行させず、思わずクリックして本文を開けてしまう件名」を編み出すべく、参考にエロいスパムを収集しては熱心に読んでいました。
メールソフトが振り分けてくれたゴミ箱フォルダに、まちがってスパムじゃないメールが紛れていないかざっとチェックしてから全削除するとき、ちらりと彼を思い出して懐かしくなります。元気かな。なっちゃん。
女の子の名前で誘ってたり(ミキですアドレス変えました☆、とか)、事務的だったり(Re:お問い合わせの件、とか)、超直球だったり(無修正決定版!とか)いろいろあるのね。
出会い系サイト、の「系」ってなんなんだろ。
出会いサイトでもいいんじゃないのか。違うのか。
で、たまーになんだけど、あまりにもひどくて笑っちゃって、腹も立たないようなのってありませんか。
「貴方の童貞を高額オークション!」
「どうしよう宝くじ当たっちゃった 母より」
「牛丼うまい、超マジうまい」
……みたいな。
1つ目はまずもうありえないし(童貞前提ってすごいよな)、2つ目はもうエロから遠く離れちゃったし、最後のなんてもう、よかったね! としか言えないし。
…牛丼うまい。件名で言うほどうまい。だって超マジだもの。
とてもいいことだと思います。おなかいっぱい食べるといい。遠慮すんな、俺のおごりだ。
(本文はオーソドックスな出会い系サイトの宣伝でした)
わたしはハーゲンダッツの抹茶黒みつが超マジうまいです。

